2012年 杜 若 第24回春秋画壇展

謡曲「杜若」は伊勢物語に拠ったもので、杜若の精が在原業平の冠と唐衣をつけて旅の僧の前に現れ、舞を舞って朝紫の中に消え失せるという、華やかで美しい曲であります。

私は最後のノリ地「袖白妙の卯の花の雪の。夜も白々と。明くる東雲の朝紫の。杜若の。花も悟りの。心開けて。すはや今こそ。(中略)失せにけれ。」

の場景を絵にしました。

腰の剣の柄が偶然にも、うまくいったなと思います。